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運営チーム 情報発信チーム 石本恵津子さん

京都生まれ、草津市在住。草津のコミュニティFMでラジオパーソナリティを務めていらっしゃったときは、ラジオ放送を通してくさねっこ活動を伝えてきた石本さん。くさねっこの活動で印象に残ったことや今後に向けての思いを伺いました。

草津川跡地プロジェクトとの出会い

草津川跡地プロジェクトには、くさねっこのコンセプトを決めるワークショップの頃から参加していました。

以前はえふえむ草津(草津のコミュニティFM)でラジオのパーソナリティをやっていましたので、そこで草津のイベントを紹介するための話題を集めるために参加していました。

くさねっこには3つのコンセプトがあります。

1 みんなの想いが集う場にしよう
2 新しい草津のシンボルにしよう
3 草津の自然や文化の種を大切に育てよう

この3つの考え方は、平成26年(2014年)、草津川跡地で活動をする上で大切にしたいこと(コンセプト)を話し合うために開催した全4回のワークショップで生み出されたものです。

ちょうどその頃、草津の魅力を発信する団体「草津ファンプロ」を結成したところでした。活動をするためにはミーティングの仕方や草津のことをもっと知っておかないといけないと考えていました。そんなタイミングで市民活動を楽しくするノウハウが学べる講座として「くさねっこカレッジ」が開催されると知り、「草津ファンプロ」メンバーのみなさんを誘って参加しました。

くさねっこカレッジでのワークショップの様子

えふえむ草津で話すようになったきっかけ

現在は卒業したのですが、コミュニティFM「えふえむ草津」でラジオパーソナリティをやっていました。ラジオで話すようになったのは、えふえむ草津の立ち上げのときからです。地元ネタを話せる人を集めようと、立ち上げの1年ほど前から無料の養成講座をされていたので、受講したことがきっかけでした。1年間講座を受けたのちオーディションを経て、ラジオで話し始めました。くさねっこメンバーにもよくラジオに出演していただきました。

くさねっこの活動で印象に残っていること

市民活動をしていく上で学んだり、コンセプトをつくるなど、一からつくりあげていったことは印象に残っています。一からつくりあげていったので、みなさん、くさねっこに対してとても強い愛着があるんです。草津生まれの人も関わっているので知らなかった草津の歴史や地元ネタを教えてもらえるのも面白かったです。また、草津を知らない人にも草津の魅力を伝えつつ、イベントを通して仲間を広げていけるところもいいですね。草津市の掲げるスローガンは「出会いの街、くさつ」。出会える場をつくり、仲間が増えていくことが嬉しいです。

くさねっこ文化祭の集合写真
くさねっこ文化祭などの社会実験では、健康マージャンのプログラムを実施されました

今後に向けて

くさねっこカレッジのような学びの場があるといいですね。実は、様々なボランティア団体が新しい人材が入らないことによって消滅しているんです。ボランティア団体が維持継続するために、新しい人材を取り入れて発展していくのが良いと思うので、そのヒントになる学びがあるといいなと思います。

カレッジで学んだ先に、そこで仲間ができ、その仲間で団体ができる流れができたらいいですね。また、メンバーももっと増えていけば楽しいだろうなと思うので、くさねっこでずっと活動している人だけが楽しむのではなく、初めての人でも「行ってみたい」「参加してみたい」と思ってもらえるものにしていきたいです。

体操などを外でやるイベントももっとできればいいですね。外でやることによって近くを歩いた人が見て、「おもしろそう」「わたしもやりたいと思っていた」と興味を持ってもらうことで、仲間づくりができるのではないかなと思います。