草津川跡地公園では様々なくさねっこ(市民活動)プログラムが展開されています。
2021年度のくさねっこカレッジは、「公園を知る」をテーマに、様々な視点から公園について学べる勉強会を開催!
11月13日(土)、講師に伊原木香奈さんをお呼びして、第2回「公園のハーブについて知る」を開催しました。
コンテンツ
- 講師紹介
- レクチャー:公園の「ハーブ」について知る
- 散策:公園を歩こう
- ワーク:植物あそび
- 参加者の感想
「くさねっこカレッジ」とは、草津川跡地公園の市民活動をさらに魅力的なものにするために実施している勉強会です。草津川跡地公園が完成する前の2014年に、草津川跡地公園で活動する主体育成を目指して開催された市民講座が印象的だったいう声が多く、2020年から毎年開催しています。
2020年度は、公園で活動を展開するための勉強の場として「DIY」「手しごと」「情報発信」をテーマに計3回実施しました。
1 講師紹介
伊原木香奈さん(ガーデナー)
草花をメインとした植栽の提案やメンテナンス業を生業に、毎月草津市・大津市にて寄せ植え講座を開催。永く愛されるお庭であって欲しいと言う願いから、メンテナンスはお客様と一緒に、講座では「植物のある暮らし」の楽しみ方などをお伝え中。
2 レクチャー:公園の「ハーブ」について知る
はじめに、de愛ひろば(区間5)の教養室にて、公園のハーブについてレクチャーがありました。
伊原木さんが普段活動されていることや大切にされていることをはじめ、ハーブの種類や効能などについて教わりました。
3 散策:公園を歩こう
レクチャーを受けた後は、公園を散策しながら、伊原木さんに公園に植えられているハーブについて解説していただきました。
de愛ひろばには、日本古来のハーブ「和ハーブ」や、観賞に適した「観賞用ハーブ」が多く植えられているそうです。
また、公園を散策しながら、次のワーク「植物あそび」で使用するハーブを摘みました。
4 ワーク:植物あそび
散策した後は、教養室に戻って、公園のハーブを使った「植物標本づくり」をしました。
摘んできたハーブを紙に貼り、名前や効能などを調べて、自分だけの標本をつくりました。
また、レクチャーや公園散策をして、「ハーブを使った過ごし方」と「ハーブを使ったプログラム」を考えました。
6 参加者の感想 (アンケート結果より抜粋)
一番印象に残ったこと
- 身近に香り高い、薬効の強いハーブがたくさんあること
- 外に出て実際のハーブを見つけることができてよかった
- 実際に歩いて標本にしてみること、自分なりの言葉を込めるのは楽しい
- 標本づくり。家でもできるのでやってみたい
- 公園のハーブが観賞用のハーブが多く、効果、効能がないというのが衝撃的でした
公園散策やワークを通して気づいたこと・発見
- 花に目がいきがちですが、葉や木にも注目したい
- 普段”見るもの”として捉えていた街の植物に効果・効能という新しい視点を加えることで、「植物との世界」をより強く意識することができました
- ハーブにもいろいろ効能があることを知りました
- よく歩きに来ますが、1つひとつの植物に感心を持ってみたいと思います
- 植物に名前の記載があると有難いです
草津川跡地公園でやってみたいこと
- ハーブを用いたバタフライガーデンなど
- ツアーガイド/ビューポイントのひとつとして、ハーブをPRしたい
- 毎朝のウォーキングを続けたい
- 多世代・多分野の人が何かについて体験しながら学べる機会